13 2月

「真心こめた“ごめんなさい“の『今』にいかされて」

土にかえりし真心よ。遅かったかもしれないね。気づくのが。いや、遅すぎる。
私の心を育てた真心よ。ありがとう。
それは激しくもあり、厳しくもあり、怒りもあり、遠慮もなく、「満身創痍の兵士」のごとく真っ向から向かってくる。
たった一人の真心よ。傷つけど、人間を放棄することはなかった。
「今」にいかされ、とこしえに感謝の“ごめんなさい”を伝えたい。
はやくに気付けば、どんなに幸いなことか。
いつ何時も、疲労困憊の嵐が吹き荒れようとも、それに向かって勢いくじいて、ひざまずくことがなかった。
その時、解ればよかったよ。どんなに幸いな人生を歩めたことだろうか。
でも、真心はきっと私にいうだろう。「“ごめんなさい”はいらないよ」と。
その心が、あなたと私のとこしえの「今」にあって、とこしえの「今」の証となる。“ごめんなさい“に感謝する。

◎満身創痍⇒全身傷だらけのこと
◎疲労困憊⇒ひどく疲れてくるしむこと